事業仕分けの結果

 先週末の28日、38回目の誕生日を迎えた。と同時にこの日は、私が働いている職場の事業仕分けを市が行う日であった。

 仕分けの会場では、構想日本など、プロの仕分け人が4人。そして、無作為抽出の一般市民判定人が31名。

 流れとしては


・事業説明 5分

・質疑議論 20分

・評価 5分


 となる。そして、評価は5段階であり、


1)不要(廃止すべき)
2)民間(民間実施)
3)国・県・広域(国・県・広域が実施)
4)要改善(市が実施するも改善)
5)現状(市が現状どおり実施)


 結果はプロの仕分け人4人のうち、民間実施が3、国・県・広域実施が1という形となった。

 しかし、

 無作為抽出された一般市民判定人の判断は厳しく、31名中「不要」が19名であった。

 この市民判定人のジャッジが最終的なものとなる。結果、「不要」とのこと。

 組織・機能について、それも若干論点のずれた議論が続き、肝心なコストについてはほぼスルー・・・

 プロの仕分け人達はいったい何をしに来たのか、市議会議員の先生方はこの方式に違和感を覚えないのか・・・理解し難いが、この結果を受け、今後の有り様を協議しなければならない。

 何も自分が関わる事業だから言う訳ではない。その他「不要」とされた事業も「何故?」と首をかしげてしまうものもある。誰一人幸せにしない事業仕分けであった。

 今後も市民は「事業仕分け事業費」を喜んで捻出して欲しい。