RCカー製作、工具つれづれ

 ラジコンを作りはじめると分かるが、キットに付属している道具(ちっちゃいレンチ類ね)の他に、マニュアルに書かれている最低限必要な工具は文字通り最低でも持っていないと作業ができない。

 例えばタミヤのTA-05 Ver.2の場合、<用意する工具(当然別売り)>として
・+ドライバー(大)
・+ドライバー(小)
・クラフトナイフ(カッター)
・ラジオペンチ
・ニッパー ※こいつは惜しまずタミヤ製を買うと幸せ
・ハサミ
・ピンセット
・瞬間接着剤(タイヤ用)
・合成ゴム系接着剤
・ネジ止め剤(中強度)
・この他、ヤスリ、ウェス、ノギス、Eリングセッターがあると便利です(それこそ「あれば便利」程度)

 と書かれている。

 準備万端整ったところでワクワクしながら組み立てにかかるわけだが、TA-05 Ver.2の行程「1」のパーツK12「センターシャフトストッパー」で愕然とするのである。(後にアルミ製に変えたので、今となってはホロ苦い思い出)

 「イ、イモネジ効いてないじゃん!!」と・・・

 分かる人にしか分からない挫折感であるが、こいつには穴をあける必要がある。でないと【ストッパー】でもなんでもない。しかもマニュアルには書かれていない。

 更に終盤にさしかかると、さりげなく「◯◯mmの穴を開けます」とか平気で書いてあります。『なにで開けるんだ〜!』と思わず叫びたくなる瞬間です。

 ということで、組み立てだけに関わらず、壁にぶつかっては買い、またぶつかっては買いながら、韋駄天家にある工具類はこちら。

・リューター(パーツ類の穴あけのみならず、ボディーの穴あけ、シャシーの干渉部分の削りに必須である)
・電工ペンチ(ケーブルの被服を剥がすだけならストリッパーでも良いが、端子などの取付も考慮すると持っていて損はないアイテム)
・ハンダごて(本体そのものの組立には全く不要! バッテリーのコネクタをデフォルトで使う場合も不要! 韋駄天家では代々T型コネクタを使用しているため、ハンダごては必須である。※重要なのは60W以上を用意すること。30Wとかでは・・・トホホな結果になることが多い)
・ハンダ台(できればスポンジのついてるやつね)
・ハンダ&フラックス(言うまでもなく)
・リーマー(ボディの穴あけ用。リューターのピットでちょうどいいのがあれば不要)
・サークルカッター(ボディのタイヤハウスをカットするのにいいらしい・・・使ってない)
・養生テープ(ハンダ付けをする際、ケーブルやコネクタを固定する。小型のバイスを使う方がイケてるかもしれないが、自在な配置には養生テープが持って来いなのだ)

 組立後の行程でサーボの耳を割っちゃったりしたけど、これだけ工具が揃っていれば、ほぼ対応可能だ!