Car town

 日本ではここ最近話題のFacebook。よくmixiと比較されるが、こうしたサービスに良く慣れた周囲の人達は用途に併せて選択、あるいは使い分けている。無理にでも「時代はFacebookだぜ!」とか、「Facebookは世界と繋がるってのに、mixiかよ、へっ」という輩にはイラっと来るが、その違いを自ら感じることは意味があるので、関心があれば登録してみると良い(いつでもやめられるのだから)。

 話は変わるが、友人のAさんは、ヨーロッパを代表する自動車雑誌「Evo」を新しい号が入るたびに見せてくれる。

 このEvo、自分のようなスーパーカー世代にとっては、この歳になっても当時のドキドキを想い出させてくれる「たまらない」雑誌なのだ。

 掲載されている車は、日本円で数千万〜数億円といったようなものが多く、時折一千万円を下回る車が出てくると「お、安いじゃん」などと感覚を麻痺させてくれて楽しい。

 そんなある時、チョロQの記事が掲載されていた。それも実にEvoらしくマクラーレンのF1や、フォードのGT、ランボルギーニのムルシエラゴなどなど、バブリーな車ばかり。

 「やるな、タカラトミー!」と思った矢先・・・違うな、これ。デフォルメされたデザインがチョロQの様に見えたが、実はFacebook用のゲームアプリ「Car town」のレビューだったのだ。

 最初は味のある愛車一台と、小ぢんまりとしたガレージが与えられ、洗車やアクセサリーの取り付けなどで地道に稼ぎ、少しずつ拡大していく、良くあると言えばありがちなゲームだ。※自分はやらないが、短気な(あるいは金に余裕のある)人はリアルマネーで短時間に充実させていくこともできる※

 このゲームの良い所は、車好きならたまらないモデルが新旧問わずリリースされているところ。もちろんレベルや所持金額によって買えるものは限られるのだが。期間限定のモデルや、同じゲームを楽しむ友人がいればフリーのトラックがゲットできるチャンスを得られたりと、中々楽しい。※と思えばリアルマネーでないとゲットできないものもある※

 また、べったりパソコンの前に張り付いていないとできないものではなく、数日間ほったらかしでも、せっせと働かせておくこともできるので、ライフサイクルに併せて楽しめる。フォトショップなんかの心得がある人はオリジナルのグラフィックを施すこともできるので、楽しさ倍増といった所だろうか。

 また、バーチャルマネーを賭けたレースもできるため、「インドの◯◯とベントレー対決だ!」なんてことも可能。日本人は少ないが、海外では女性ユーザーも意外と多い。

 ホンダやトヨタが新車のPRに使ったりと、中々面白いアプリである。



■↑韋駄天のガレージ



■初期に与えられた古いVWビートル(嵐コンサートツアー仕様)



■日本が誇る名車「ハコスカ」(塗装はベレG仕様)



ランボルギーニガヤルド(スーパートロフェオ仕様)


 と、かなり遊べる。