東京日和

昨日は久しぶりに仕事で東京へ。

品川に新幹線が停まるなんて無意味だ、と、できた当時は思っていたが、目的地が品川周辺だと実にありがたく、ここ最近の東京出張では殆ど品川駅を利用している。品川駅万歳!

今回も例によって品川で下車、贅沢にタクシーで目的地へ向かうことに。

午前中の目的地は日経BP社だ。以前は千代田の平河町にあったのだが、訪問前日、既に白金に移転したのでは? という疑惑が浮上。ようやく出張当日の朝移転の事実を確認し、どたばたの中の日経BP訪問となった。高輪口からタクシーに乗り込み「プラチナタワーへ」と運転手に告げると。

「は? な、何タワー?」

運転手さんが不慣れなのか、プラチナタワーが知られていないのか、早速地図を運転手さんに渡し「ここ、ここ」と指示。品川駅から7〜8分でプラチナタワーに到着。

早速受付を済ませミーティングブースへ。待つ事数分

日経BP社の宮田満バイオセンター長が笑顔で登場。宮田センター長には、30日から始まるMOTセミナーで冒頭のご講義をお願いしており、その前に一度お話できる機会があればと思っていたのだが、何しろ日本はおろか世界中を飛び回っている宮田センター長に、そうそう時間をとっていただく訳にはいかない(今回の面会も実情を話せばいろいろとあるのだが、宮田様にご迷惑があるといけないのでここでは内緒)。今日もほんの数分、ご挨拶程度にお会いできればとやってきたのであった。

が、

話しはおおいに盛り上がり、なんと約一時間もお時間を割いて下さったのである。そのお話も示唆に富んだものばかりで、創造を絶する情報量と、それを精査し必要なことを的確に「わかりやすく」ご教示いただくその能力にただただ脱帽。30日が楽しみだ! ちなみに30日は朝一番でお越し下さり、がんセンターやがんセンター研究所等を視察されることもこの場で決定。即断即決、実に魅力的な方である。

日経BP社を後にし、一路早稲田へ。

昼食(五目そば)をたいらげ、喫茶バロンでアイスティーをすすり、呼吸を整えてから早稲田大学を訪問。こちらでもMOTセミナーに関する調整と、今後の展開に関する打合せを行った。早大研究推進部の風間教授をはじめ、テクノスマートの小野取締役、ベンチャーラボの須貝本部長もお見えになられており、興味深いご提案や、的確なアドバイスをいただくことができた。この後、長尾先生ともお会いする時間をいただき、先生のパワーに、そして早稲田のポテンシャルに圧倒されるのである。午前中にお会いした宮田様もそうであったように、お会いした皆さんに共通するエネルギーを感じる。

有能であり、謙虚であり、開放的なのだ

なかなか地方都市では感じる事のできない勢いに触れ東京を後にした。

19時過ぎ、職場に戻ると下川浩二氏がセミナーを開催されていた。あの「しもやん」である。ちょっと覗いてみようかと会場に入ると、満席! 厳密に言うと一番前のど真ん中の席が一つだけ空いている・・・。さすがにあとから来て最前列ど真ん中は気が引ける。会場を出ようとすると受付の方に促され、例の席へ。

内容は、噂どおりの「なるほど痛快、おもしろ講演会」だ。

このような話を聴き自らを鼓舞し、生活の糧にしていく人が多いのもうなずける。・・・そういう人を否定する気持ちはさらさらないのだが、私とは生き様と言うか、行動規範が違うな。今、こういう方の話しでモチベーションを高めている人が多いのか・・・。いやいや、否定はしないんだ。

(保養所だけは真似してみよう。)

と、気がつけば21時半。最後にメールのチェックをすると・・・みんな仕事してるんだなぁ〜。つい今しがた送られてきたメールが数通。返事をしてから帰宅。