世代交代

先日、ついに「MacBookPro」が職場に届いた!

アップルコンピュータ社初のインテル社製CPU搭載のマッキントッシュだ。ネーミングはちょっとダサいが、性能はノートパソコンとしては図抜けている(と思う)。今まではPowerBookG4を使っていたが、使い始めてから5年強、G4といえどもクロックは400MHz、メモリは256、デフォルトのHDD容量は10GB、CDRって何ですか? と、昨今の時代の流れからはちょいと置いていかれた感は否めない。更に二年ほど前、このスペックにも関わらず、OS9からOSXにバージョンアップ。HDDは40GBに取り替えたものの、半ばイジメに近い状態で酷使し続けてきた。こんな私の仕打ちに、時折ささやかな抵抗はしながらも、付き合ってくれた良き相棒であった。

そしてこの相棒も現役を退く日がやってきたのである。

新人はIntel Core Duoプロセッサ1.83GHz搭載、メモリ1GB、HDD80GBという恐ろしいほどのスペック。

今、先輩からの引継ぎの最中。FireWireでつながれた2台のマックを見ていると、なんとも感慨深い。職場にやってきた頃の空気を思い出したり、以前の仕事を思い出したり・・・。思えばずっとマック使ってるんだな〜、なんて。

はじめてパソコンと呼ばれるものが手元に来たのは何年前だろう? 父にうまいこと言ってNECのPC8801を買ってもらったっけ。モトローラのCPUとの付き合いはここからだな。しかしあの当時クロックが8MHz・・・。5インチのFDDが2台、HDDなんて夢のまた夢、CDROM? モデム? って時代。それでもN88日本語ベーシックなんかを使ってお粗末なプログラムを組んでサルのように喜び、ベーマガ巻末のプログラムを夢中になって入力した。マシュー・ラボート主演のマイコン大作戦(知らないだろうな)なんかをTVで見て興奮もしたことも思い出す。

でも88以降、社会にでるまでパソコンは買わなかった。結局88が高いゲーム機になっちゃったから・・・

社会に出てからというもの、パソコンと言えばマックしか買っていない。
LC、クラシック、カラークラシック、PM7500、PM8100、PB1400、PB190、PMG3・・・9台も乗り換えた(Newtonも買った)。モニタやレーザープリンタDTMの環境や必要なアプリケーションにも随分金をかけたな。「借金トッシュ」なんて揶揄されたことも・・・。

今職場でマックを使っているのは私だけになってしまった。職場以外でもマックを業務に使っている人はSmokey氏のオフィスにいるTAQちゃんくらいか。

あ!

TAQちゃん、ニューマックへの移行済んだかな? なんて・・・微妙に盛り上がってみたり、みなかったり。