気持ちはわかるけど

 今日も出会った人たちと色々と会話をしたが、明るい話題がないな〜。中でも人口の減少をどう食い止めるか!? みたいな話は好きな人が多い感じ。

 確かにここから数年の高齢社会をどう支えるかという事は大きな問題だけど、話を聞いていると人口の現状維持こそが経済・社会を支えるのだ! みたいな危険な議論になっちゃう人もいるから怖い。一地方都市にいてもそうだ。やれ「人口が何人減ってしまった、でも世帯数がちょっと増えたねっ、ラッキー!」って一喜一憂・・・。

 それじゃぁってんで、ドイツやイギリスみたいな日本に負ケズ劣らずコンパクトで窮屈そうな国をみると、

【ドイツ(ドイツ連邦共和国)】
:人口 82,167,000人
:面積 357,021k㎡
:密度 231人/k㎡

【イギリス(グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国)】
:人口 61,565,000人
:面積 244,820k㎡
:密度 246人/k㎡

 あ、そこそこ窮屈なんだな・・・。じゃ我が国を見てみるとどうか

【日本(日本国)】
:人口 127,288,419人
:面積 377,914k㎡
:密度 337人/k㎡

 と、まあこんな感じだ。全く乱暴で単純な数字の比較だけだが、要は人数が多きゃ良くて、少ないと悪いってことじゃないってこと。

 ドイツやイギリスの人が全く文化的な生活を送れないほど困窮とし続けているか? って考えれば、そうじゃないって普通にわかる。かと言って日本以上に人口密度が高い国が苦しくて仕方がないか? と言われれば必ずしもそうとは言えないけどね。

 あまりにも人口が人口が、なんて話題が続いたからちょっと調べてみたりして。