家族と過ごしたり

 「春休みが終っちゃうね〜」と息子達からのプレッシャーを受けつつも、やはりここしばらくは土日祝日ってなんですか? 状態だった自分。

 始業式直前の日曜日、幸い休みをとる事ができたので家族全員で出かけることに決めた!

 息子達にリクエストを聞いてみると長男が色々と案を出して来た。最終的には「ローラーすべり台のある公園がいい」ということになり、次男もこれに同意。妻もまずまずの反応だ。

 午前中は息子達のリクエスト通り裾野市の運動公園に行くことにして、午後は、「暖かくなったらまた行こうね」という妻のリクエストにこたえるべく、昨冬に訪ねた山梨のクリスタル・ミュージアムまで足をのばすことにした。

 午前10時頃に裾野市の公園に着くと恐ろしい程空いている・・・。貸切状態である。猿のようにはしゃぐ息子達!

 時間がたつにつれ、だんだんと人が増えて来たが、それでもゴミゴミとした感じはなく、実に爽快。


【10時頃の公園・・・】

 思い切り遊んだ息子達も満足し(疲れ)きった所で、一路山梨へ向う!

 138号、富士五湖道路、中央道と順調順調〜。52号まで辿り着けばクリスタル・ミュージアムはすぐそこだが、空腹を満たすために小休止。ピザやパスタをバクバクと食べる韋駄天一家・・・。腹も満たされた所でいよいよクリスタル・ミュージアムだ。

 前回は閉店間際にかけこみ、石をすくうだけでいっぱいいっぱいだったが、今回は違う。妻もじっくり自分の好みのアクセサリーなんかを吟味できるな。

 奇しくも先のブログに誕生石について書いた自分も、リーズナブルなら買ってみるかな、などと店内を物色。

 「あった! これ、これやろうよ、お父さん!!」と次男。もう石をすくう気満々である。

 対する長男は店内をウロウロするが、ある所でピタリと動きが止まる。ジー、っと熱い視線を送るその先にはまん丸の「白水晶」。占い師がよく使うイメージがあるアレのちっちゃい版だ。ビー玉大ではあるが、クラックやインクルージョンの無い奇麗なものだ。

 ん? むむ、ただ見ているだけではなさそうだ、明らかに「欲しい」光線が出ている。しかし、この春小学二年生になる長男には若干エクスペンシブ・・・まん丸じゃない白水晶や、半ばジャンク扱いのすくい取り用白水晶を促すが首を縦に振らない長男。ま、他の石を見れば気も変わるだろうと思い、一緒に店内を回ってみる。

 しかし・・・、再び例の白水晶の前でピタ。ここで長男「七歳には高過ぎる、それは分かるんだけど・・・気になるんだよなぁ、これ」と。

 ここに妻登場、妻も私と同様にへんてこな形の白水晶や、すくい取り系の白水晶をすすめるが、気持ちに揺らぎのない息子。妻も「ほんっとに大事にするんだよ!」と根負け。ここは麻生太郎に素直に感謝するべきか、妻の脳裏に定額給付金の支給が過った事は想像に難しくない。

 次男も念願のすくい取りを遂行し、満面の笑み。妻も茶水晶のピアスを購入(最近、妻の嗜好に変化が・・・)。

 自分も店内で見た中でひと際ショボイ名前トップ2の石を購入。

 その名もヘマタイトスギライト・・・何でもこの組み合わせは最強というコンビらしいが、名前からは想像が付かない。だが、自分のために石を買うという行為は初めて(だと思う)なので、大事にしよう。

 帰りはひたすら52号を下り、近くのスーパーで晩の食材を購入。ひさびさに家族揃っての焼肉を堪能した!

 あ、誕生石・・・

 ま、いっか