七五三

24日は、今年の7月で5歳を迎えた次男の七五三のお祝いをすることになり、午前中は三島大社へ!

どうやら七五三ラッシュの最盛期は過ぎたらしく、比較的空いている様子。

社務所で申込みを済ませると、すんなりご祈祷の儀式へ突入。

神の前でも卑しい韋駄天は、今まで何かとお願いごとが先行したのだが、今回は違った。自分の反省であったり、家族、周囲の人への感謝が多かった気がする。心境の変化か?

儀式が終わると私の母が本殿の外で待っていた。思ったより早くご祈祷が済んだので、皆で父の墓前に七五三の報告へ向う。

そうこうしていると昼食の時間。主役の次男に「何を食べたい?」と聞くと、間髪入れずに「ハンバーグ!」

ラーメンを希望した長男には悪かったが、今日は次男のリクエストに応え、「Surprise ろば!!」へ。

長男次男ともに完食し、そこから徒歩3分の写真スタジオに向う。

写真スタジオに付き受付を済ませると、まずは和装の衣装選び。お店の人が20種類ほどある衣装の前で「こちらからお選びいただく形となりますのでお好きな・・・」と言うそばから「これっ! これがいい!」と即決の次男。 お店の方も、親である我々も「他にもいろいろあるから、もう少し・・・」、「ん? これがいいんだよ。この色!」と次男。

もう何も言うまい。自ら選んだ高貴な紫の衣装に決定。その間約10秒。

続いて上着に合わせた袴の候補三種類が届く、例によって「この中からお好きな・・・」と様子をうかがうお店の人。すると次男「ん〜、これだね!」と深い緑の袴をチョイス。この間5秒。

お店の人もそれじゃあってんで、洋装も決めちゃいましょうということになり、110cmの衣装が並ぶコーナーへ。「M、この中から好きなのを選んでいいぞ」というと、「あ〜、これこれ、これがいいよ」と、またも即決。

衣装は全て決まったものの、次男の前にも写真撮影待ちの子供が大勢いる。ここから撮影までしばらく待たされる事になる・・・

その間、他の子供達の撮影の様子を見ていたが、緊張し顔がこわばる子、泣きじゃくる子、はしゃぎまくる子、様々であるが皆可愛いものだ。と同時にこれでは時間がかかる訳で、スタッフも大変だな、とつくづく。

約1時間の待ち時間の後、いよいよ和装に着替えた次男坊がスタジオ入り。

千歳飴をもったり、ミッキーマウスと並んだり、刀を携えてみたりといろんなポーズでパシャパシャ!

「え!?」

と思うほどあっさり撮影は終了・・・。

続いては長男と次男のツーショット撮影。もっぱら脇役に徹した長男であるが、7歳であるのだから七五三への参戦権はある。

グレーのお揃いのスーツに貴族のようなベストとタイ。髭男爵を彷彿とさせる光景である。

真っ赤なバラの花束ひと束を二人で持ち、普段は中々見られない二人の姿を見る事ができた。

互いの顔を見詰め合うというシチュエーションは最後まで撮影できず終了したが、まあそつなくこなした方だろう。

最後に家族全員の写真を撮影し終了。

今は撮影した写真を画面上に映し出し、どれを使うか即座に打ち合わせることができる。便利な時代だ。

12月半ばに届く写真が待ち遠しい。