長男と「○○の上の・・・」

先週土曜日、小学校で初の運動会を終えた長男。結果は長男の白組の敗退・・・幼稚園からいまだ勝ち知らず(とほほ)。
しかし、クラスの皆と仲良く楽しそうに過ごしている姿に安心した。

私は運動会をほぼ見届け、午後は仕事へ。いつもの通り土、日、月(祝)も仕事だ!

土曜の夜、自宅につくとみな寝ている。翌朝はいつもの通り顔をすこし会わせるだけ。さすがに長男の話しをじっくり聞いてみたいと思い、日曜日の昼頃職場に来てもらった。

すると自分の武勇伝もさることながら、友達を讃えたり、祖父母との語らいやグランド脇での昼食の楽しさにも触れ、満足している様子。

翌月曜日も私は仕事であるが、昼頃また家族で職場に来てくれた。昼食を共に食べ、家族で四方山話しをする。自己主張125%の次男と違い、シャイな長男。ひとしきりはしゃいだ後は何か神妙な面持ち・・・。

「かけざんをやろう」と長男。あれだけ難義していたかけざんも、ひとけた同士のかけ算は割とすらすら解くようになっている。満足げな長男は、「わりざん教えて」と言う。

まだ早いとは思いつつ、簡単な理屈を教えてあげ、「じゃ、6わる3は?」と聞くと「2じゃん!」(じゃんはいらんだろう)。「9わる3は?」と聞けば、「ん〜、3?」(ちょっと自信なさげ)。理解できてるっぽい長男に意地悪を、「4わる4は?」、、、「1」。なかなかやるな。こうなると、長男も面白くなってくるらしく、8÷4=2の式を見て、「お父さん! 2と4をかければ8になるね。かけざんの逆じゃん!」などと面白いことにまで気がつくようになる。

バカ親としては嬉しい限りで、5+2=7だろ? と聞くと「ん? あっ! そうかっ! たしざんはひきざんと逆だね〜♪」とまたまたプチ発見をして喜んでいる。いつまで楽しんで算数にのぞんでくれるか・・・。

すると今度は難しい顔をして私の所へやって来る。手元には文庫本。

坂の上の雲】だ。

一生懸命読もうとして、読めない漢字を私に聞いて来る・・・読みを教えても意味が分からない。意味を教えるが、それも分からない。

長男よ、まだ早いぞ。

君には、そう

崖の上のポニョ】でいいだろう。

いずれは読ませたい「坂の上の雲」。その日が楽しみだ!

今の所「なんちゃって文武両道」の長男である。