原理原則・・・そして緑の妖精

stagecast2006-03-11

昨日は「マネジメントの原理原則を体系的に習得する管理者基礎研修」(今回は無料のためダイジェスト)を受けるために、久しぶりに東京は品川に足を運んだ。R社の研修メニューの一つなのだが、「マネジメントの原理原則」という行を見て「そんなことが学べるものなのか!?なんとお得で、なんと太っ腹な企画なんだ!」と、かなりの期待度で先月申し込んだのだった。
 
会場は品川駅にほど近いインターシティ。大きくて立派であるが、暖かさの感じられない建造物だ。研修会場のフロアまであがり会場に入ると、机の島が6つできていた。おおよそ5名が一つのグループを構成し、ケーススタディなどを通じて議論していくスタイルである。私のグループは
 
パチンコ・パチスロで有名な株式会社平和の方、
マリンスポーツの普及・振興を促進するマリンスポーツ財団の方、
ポケモンキャラクターのゲームやグッズの企画、開発を行う株式会社ポケモンの方、
それともう一方、名刺を交換できなかったのでお名前がわからなかったがシステム開発系企業の(おそらく)社長さんとおぼしき方、そして私の計5名。
 
冒頭講師の方が「よく使う言葉であるが、『原理原則』とはどういう意味か分かるか」と会場に投げかけた。だいたいこういう時の嫌な予感はあたるもので、一人目の受講者が答えたあと、私が指名されてしまった・・・。そこで私の思う原理原則、つまりは「いかなる時代、場面でもゆるがない根本的な法則、行動の規範となる大いなる常識である」と答えた。すると、
 
「そんな大それたものではないし、普遍的なものではないのだよ。あなたの言うのはどちらかといえば『法則』だね」
 
と意味不明な言葉が講師の方から帰って来た。
 
終わった・・・
 
要するに今日の講義は「How to」であり「ツボ・コツ」ということなのだ。だったら何も大仰に原理原則なんて言葉を使わなければいいのに。その後の講師の方の定義も忘れてしまうくらい頼りないものだったと思う。セミナーそのものはケーススタディで行われ、場面に応じた個々の判断を元にグループディスカッションを行い、グループとしての意見を固め全体で議論するという流れだ。中身はさすがR社と思わせるもので、研修メニューとしては上々の出来映えだったと思う(ケプナー・トリゴーの方が個人的には好き。ま、似たようなものだが)。セミナーの内容はそれとして、何より有意義だったのは同じグループになった人たちとの交流だった。話を進めるうちに色んな共通点や、興味深い情報を聞くことができ、「また会いましょう!」というムードにまで盛り上がった。
 
セミナー終了後は、大手町にある某商社のN氏と合流し、まずは高輪の「水の賦(みずのうた)」で盃を交わすことに^^世間話から互の仕事の話しなど、会話は弾むは、酒がすすむは・・・。ビールとワインでちょいと気持ちよくなったところで、我がままなお願いをN氏に。それは
 
西川口の「Cask and Still」に付き合って欲しいというお願い。このカスク・アンド・スティル、バーなのだが、とりわけスコッチにこだわったスコティッシュバーだ。以前から気になっていて、チャンスがあればと思っていたのだが、一人ではなんだか心細いので、地の利に明るい?N氏がいる今夜がチャンスと思い、強行したのである。
 
品川から電車に揺られる事数十分。西川口に到着!駅を降りるなり、噂には聞いていたが風俗のお誘いが凄い凄い・・・。そんな誘いを振り切りまずは交番へ駆け込み、カスク・アンド・スティルの場所を問い合わせる。一生懸命調べてくれるが、一向に手がかりがない。するとN氏が・・・
 
NTTで番号聞けば?と一言
 
言われてみれば当たり前のことだが、全く気付かなかった・・・。N氏の機転に西川口の交番は「おおお〜〜〜!!!」と、瞬間的な盛り上がりを見せた。